サイト買収

サラリーマンの方にお勧めなサイトM&A案件の選び方と注意点

「サラリーマンの場合はどんなサイトを買収すればいいの?」
「サラリーマンでもサイトM&Aして稼ぐことができる?」
「今より少しでも収入を増やしたい。」

そんな風にお考えではないでしょうか?

サイトM&Aと聞くとたいそうな事をするように聞こえますが、そんなことはありません。
最低限の知識と案件選びさえ間違えなければ、サラリーマンの方でもサイトM&Aにチャレンジすることは可能です。

そこで本日は、サラリーマンの方にお勧めのサイトM&A案件の選び方を解説するとともに、注意点についても触れたいと思います。

増やしたい収入に合わせて買収金額を決めましょう。

サラリーマンの方がサイトM&Aにチャレンジするにあたって、まず最初に決めなければいけないのは「いくら収入を増やしたいか」という目標設定です。

「なんとなく良さそうなサイトがあったから買う」といった曖昧な判断でサイトを買収してしまうと、想像していたより儲からずに残念な思いをしたり、収入は増えたものの必要以上にリスクを背負ってしまう可能性が考えられます。

まずは今の収入にプラスしていくら収入を増やしたいのかを明確にし、その目標に応じて買収するサイトを選定していくようにしましょう。

例えば、毎月の収入を5万円増やしたいとしたら、シンプルに毎月の利益が5万円出ているサイトを選ぶ形になり、現在の相場でいうと120万円ほどで買収できます。

ただし、上記は投資金をすべて手元の現金で支払った場合の話になるため、銀行等で融資を受けて買収する場合には、毎月の返済まで含めた収支計算が必要になります。

手元資金で買収するのか、銀行等で融資を受けるのかによって、毎月の収支計算が変わることに注意しましょう。

自分が興味を持てるジャンルのサイトを買いましょう。

買収するサイトを選ぶ際、どうしてもアクセス数や月間の利益など収益性にばかり目が行きがちなのですが、サラリーマンの方がサイトを選ぶ際に最も大事なことは「そのサイトに興味を持てるかどうか」です。

興味が持てないサイトの運営は長続きしません。。。

どんなに良いサイトを引き継いだとしても、買収してからずっと放置というわけにはいきません。記事を更新したり、過去記事を修正したり、サイト構造を見直したり、広告の選定を考えたり、やることはたくさんあります。

そのため、興味の持てないジャンルのサイトを選んでしまうと買収後に収益性が落ち、思ったような結果に繋がらないことが多いです。

これがもし、組織化した法人などの場合は話が違います。更新担当のスタッフが何人も常駐していて、様々なジャンルに対応できる環境であれば、個人的な好みにかかわらず継続できるためです。

ライターを引き継いでもらえる案件がお勧めです。

また、サラリーマンの方の場合、普段は本業で忙しく、買収したサイトの運営に割ける時間は限られています。

そのため、出来るだけ自分の作業を減らすために、記事作成を請け負うライターさんがセットで譲渡される案件を選ぶとよいでしょう。

ライターさんを引き継ぐメリットとして、自分の労力を減らせるのはもちろんのこと、ライターさんの教育コストがかからないという点も大きいです。

もし、サイト買収後に自分でライターさんを見つけて依頼する場合、しっかりとした記事を納品してもらえるようになるまで教育が必要になります。

それに対して、ライターさんがセットで譲渡される案件の場合には、ライティング指導や仕事の仕方に関する教育が完了している、実践力のあるライターを引き継げることになるため、非常に強力なサポートを得られます。

売主のサポートを付けてもらう。期間は長めに設定。

サイトを買収するにあたって売買契約書を交わすことになります。その際、売買の条件を決めることになるのですが、売主が運営引き継ぎのサポートを付けてくれる案件があります。

初めてサイトM&Aに取り組む際は必ずサポート付きの案件を選んでください。

ただし、サラリーマンの方であっても、既に副業でアフィリエイトに取り組んでいる方であったり、本業がWeb関係でサイト運営やWebマーケティングの知識をお持ちの方の場合、サポートの有無は買収するサイトを見て判断するようにしましょう。

もともとサポート付きが前提となっている案件の場合には、サポートを外すことで契約金減額の交渉材料となる可能性もあります。

年間20万円以上の売上が発生したら確定申告も忘れずに。

最後にお伝えするのは、サイトを買収して儲かったあとの注意点についてです。
サイトM&Aは儲けて終わりではありません。儲けたあとは税務処理が待っています。

具体的には、サラリーマンの方の場合、本業以外で年間20万円以上の収入が発生すると、確定申告にて報告する義務があります。

サイトM&Aで年間20万円以上の収入が発生したら、確定申告の義務が発生します。

年間20万円というと1ヶ月に2万円弱の収入ですので、サイトM&Aに取り組む方の大部分が超えてしまうはずです。必ず申告して安全にビジネスをしましょう。

なお、最近では自分でも簡単に確定申告の資料を作れるツールであったり、クラウドソーシングで確定申告を手伝ってくれる方はたくさん見つかります。
こういったサービスを活用するのもいいかもしれません。

【自分で確定申告の資料を作れるツール】
会計ソフト『freee(フリー)』公式サイト

【確定申告を手伝ってくれる人が見つかるクラウドソーシング】
『ココナラ』公式サイト

まとめ:本業を大事にしつつ、じっくり買収サイトを選定しましょう。

サラリーマンにとって最も武器となるのは、本業の収入が確保されている点です。
買収サイトの選定もじっくり時間をかけて進めることができます。

また、本業の収入が安定していることで融資の審査も通りやすい傾向にあります。
サラリーマンだからこその強みを活かして取り組むようにしましょう。