サイト買収

サイト売買案件の探し方を解説!注意点も合わせてご紹介。

「Webサイトの売買?!え、そんなこと出来るの?」と疑問に思われている方にとって、そもそもどうやってサイト売買の案件を探せばよいか分からない方も多いと思います。

また、サイト売買の案件を紹介しているサービスはたくさんあり、売り手と買い手のことを真摯に考えている業者さんもいれば、無法地帯になっているところがあるのも事実です。

そこで本日は、これからサイト売買をしようと考えている方向けに、サイト売買案件の探し方を解説したいと思います。

サイト売買案件はネット上で公開されている。

サイト売買の案件は、基本ネット上で公開されています。現在、数十社のサイト売買サービスが展開されており、アフィリエイトサイトやECサイト、アダルトサイトなど、扱われているジャンルも様々です。

サイトを売りたい方はサイト売買サービスに情報を登録し、一定の審査に通ればサイト売買の案件として公開されます。たとえば、このような形で掲載されます。
(クリックで各サービスの案件一覧ページへ飛べます。)

▼サイトマの場合サイトマ_売買案件一覧
▼サイトストックの場合サイトストック_売買案件一覧
▼サイトレードの場合サイトレード_売買案件一覧

載せている案件の数やジャンル、サイトの規模や売上などは業者によって異なるので、まずはたくさんのサイト売買サービスを見てみることをお勧めします。

サイト売買サービスは、グーグルやヤフーなどの検索エンジンで「サイト売買業者」と検索して見つけるか、下記のようなまとめページから探すのもよいかと思います。

参考)サイト売買(M&A)の比較・注意点|これからやろうと思っている方へ

業者によって対応範囲が異なるので注意!

サイト売買業者といっても、サービス内容や売買手数料は大きな違いがあります。

  • 交渉の立ち合い(三社面談)
  • エスクロー(売買代金の仲介)
  • 契約書の作成
  • サーバー移転の代行

業者が間に入って各種サポートをしてくれるほど手数料は高くなり、案件情報を掲載して実際の売買は売り手と買い手で行うなど、サポートが少ないほど手数料は安くなる傾向にあります。

あなたのサイト運営レベルや、環境に合わせて業者を選ぶようにしましょう。初めてサイト売買に取り組まれる場合には、サポートが手厚い業者をお勧めします。

また、契約書の作成やサーバー移転などは素人の方がやってしまうと思わぬ事故にもなりかねないので、仮にサイト売買業者が代行してくれない場合でも外部の専門家に依頼するのが安心です。

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ちなみに、手前味噌で恐縮ですが、私の会社でもサーバー移転を代行していますので、もし移転業者が見つからない場合はご相談ください。ご相談は無料です!笑

>>WordPress引越し代行『サイト引越し屋さん』

詳しいデータは問い合わせると手に入ります。

サイト売買サービスでは、どんなサイトが売られているのか概要を知ることができます。ですが、実際の案件一覧ページを見ていただくと分かる通り、詳しいデータは公に公開していません。

なぜなら、サイトのデータはそれだけで価値があり、コンテンツやサイトの切り口、狙っているキーワード、デザインなどなど、真似されてしまうリスクがあるため、気軽に公開できないのです。

そのため、まずは案件一覧から気になる案件を見つけ、その後は業者に問い合わせます。すると、サイトのURLをはじめ、毎月の売上データやアクセスデータ、主要キーワードの順位などなど、様々なデータを開示してもらえます。

ただし、開示されるデータはサイト売買を仲介している業者の方針によりけりなため、どこのサービスでも情報が揃っているわけではありませんのでご注意ください。

非公開案件が隠れていることもあります。

最後に、これは私自身も経験したからこそ知っている情報ですが、サイト売買業者には非公開案件が隠れている場合があります。

どこの業界でもそうかもしれませんが、良質なお客さんは優遇されます。例えば、「会員登録している」「リピート購入している」「対応が非常に丁寧」などの特徴を持った方です。

サイト売買業者も人間ですから、自社のサービスを好いてくれるお客さんには良くしてあげたいと思いますし、頑張っていたら応援したくなるものです。サイト売買業者と両想いの人間になれれば、良いサイトと出会える可能性もアップ?するかもしれませんね。

逆に、挨拶もそこそこに自分の知りたい情報をズカズカ聞くような人(いわゆるクレクレ君)だと、売り手から嫌われるのはもちろん、サイト売買業者からも警戒されます。最悪の場合、ブラックリストになってしまうことも。。。

この記事を見ているあなたはそうならないでくださいね!!

まとめ:数字だけに捉われず人との関りも大切に

サイトM&Aは無味乾燥な投資のイメージを持つかたもいらっしゃるのですが、そこには売主、買主、仲介業者、弁護士、外注さんなど、たくさんの人が関わります。

人が関わる以上、最後に大事になるのはやはり人間性です。数字だけにとらわれず、血の通った取引を心掛けていきたいものですね。