先日、弊社のクライアントさんからこのような質問を受けました。
「サイトを買収してみたいのですが、外注に発注したことの無い私でも運営できますか？」
Webに不慣れな方がサイト買収を検討する場合、ネックになるのは”運用”です。
先ほどのクライアントさんは幸いにも自分でサイトを運営した経験はありました。
ただ、外注化の経験がなく、現在はサイト運営の時間があまり取れないということもあり、買収⇒外注化の流れに懸念を抱いたようです。
そこで本日は、
- 自分でサイトを運営した経験がない
- 外注化した経験がない
という方がサイト買収してもうまくいくのか、という視点でお話していきたいと思います。
サイト運営は慣れです。誰でも可能です。
まず最初に最も重要な結論からお伝えします。
サイト運営には、特殊な能力は必要なく、慣れれば誰でも可能です。
その証拠に、例えば空いた時間を活用してアフィリエイトにチャレンジしている大学生や主婦など、初めて取り組む方でもたくさんの人が成果を出しています。
というのも、近年のWebサイトの多くはWordPressと呼ばれるシステムで構築されており、記事の更新自体は簡単にできます。
つまり、Webの技術は必要とされていないのです。
むしろ、サイト運営に必要な能力は記事のネタ探しであったり、ライティングです。
ただし、これらの能力もあくまで慣れで解決できるものであり、回数を重ねることで誰でも習得可能な能力です。
そのため、仮にサイトを運営した経験のない方であっても、サイトを買収して運営していくことは可能です。
ただし、興味のあるジャンルを選んでください。
サイトを買収して運営していく、これは誰でも可能です。
ただし、注意点もあります。
それは、「興味のあるジャンルを選ぶ」ということです。
なぜなら、サイト運営における最大のリスクは運営のモチベーションだからです。
サイトを運営する技術・知識は誰でも習得可能です。
未来の行方が予測できる以上、これはリスクとは言いません。
ですが、モチベーションは不確かな要素であり、リスクとなり得ます。
仮に高度なサイト運営の能力が身についたとしても、運営のモチベーションが下がって運営をストップしてしまえば、売上は下がってしまう可能性があります。
そのため、買収するサイトを選ぶ際には、自分が興味のあるジャンル、既に知識や情報を持ち合わせたジャンル、または、これから勉強しようと思っているジャンルなどを選ぶようにしましょう。
外注化はサイト運営とは異なる技術が必要です。
ここまでで、自力でサイトを運営できるというお話をしました。
ここからは自分だけの運営ではなく、外注化する場合の話をしていきます。
先に結論をいうと、外注化はサイト運営とは別のスキルが求められます。
なぜなら、「外注＝人を雇う、人を動かす」ということであり、成果物を作るためのディレクション能力であったり、作業者を管理するためのマネジメント能力が必要となるからです。
もちろん、ディレクション能力やマネジメント能力自体は慣れで身に付けることが可能です。
ですが、そもそも「人と協力して仕事をすることが好きか」を考えなければいけません。
もしも「自分の好きなペースで自由気ままに運営したい」ということであれば外注化は向きませんし、「チームを組んで仕事をするのが好きだ」ということであれば、外注化の才能があるかもしれません。
まとめ：サイト買収は誰にでもチャンスがあります。
これを言ってしまうと元も子もないですが、サイト運営や外注化には慣れが必要です。
きっと、どんなことにも同じことが言えるでしょう。
初めて自転車に乗るときはこけて怪我をすることもありますが、慣れればなにも気にせず乗りこなすことができるはずです。
サイト運営や外注化も同じだと考えるようにしましょう。
ちなみに、運営スキルや外注化のスキルの勉強については、サイトの売主がサポートで教えてくれる場合もあれば、書籍やNOTE、情報教材などで学ぶことも可能です。
いまは無料の記事やブログでも参考になる情報がたくさんあります。
同じ情報、同じ書籍で学んだとしても、その情報を活かすか殺すかはあなた次第。
是非、ゆっくりでも一歩一歩進めるような道を選んでくださいね！
